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White wine/白ワイン

ドメーヌ・ディディエ・ダグノー ブラン・フュメ・ド・プイィ シレックス

ドメーヌ・ディディエ・ダグノー ブラン・フュメ・ド・プイィ シレックス

フランスの5大白の一つにソーヴィニヨン・ブラン種を100%使って造られた白ワインの代表としてパヴィヨン・ブラン・デュ・シャトー・マルゴー(シャトー・マルゴーで約10%だけ造られる白ワイン、生前パブロ・ピカソが愛飲)がありますが、私はこれに匹敵する白があるとすれば間違いなくディディエ・ダグノーが造りだしたブラン・フュメ・ド・プイィ シレックスを想像します。

過去に口にしたガラスの靴のような透き通ったパブィヨン・ブラン・デュ・シャトー・マルゴー‘00とは相反する強靭的な性質を感じるからです。

このワインと初めて出逢ったのはちょうど1994年11月末の母の誕生日でした。
当時、恵比寿ガーデンプレイスにオープン仕立てのお城のようなフレンチ・レストラン「タイユバン・ロブション」がオープンし、そこで母の誕生日のお祝いを弟と3人で(ちなみに父はかしこまったフレンチはNG)

その日、担当していただいたソムリエの方と沢山のお話をさせていただき、お祝いのシャンパーニュの後に選んだシレックスがテーブルに、このころは今のような火打ち石=シレックスを切り抜いたエチケットではなく四角いエチケットの中にシレックスが描かれていました。

ヴィンテージは思い出せないのですが、この時のシレックスは淡いグリーン・イエロー色で美しいミネラルと青草や柑橘系のニュアンスを兼ね備え豊富な酸と果実、そしてかたや鉱産物的な硬さを秘めた骨格のしっかりとした印象を与えてくれました。

近年に開けた2000年~2006年のシレックスとは良い意味で少し印象が違っています。昨年開けてみたシレックス‘06はもちろんまだまだ硬さがあり、土のニュアンスが強く私的な感覚で言うと根菜を使った料理や柳川鍋とのマリアージュが面白いのではないかと思います。

いずれはお話に上がるであろうブルゴーニュの神様、アンリ・ジャイエから教えを受けた今は亡きディディエ・ダグノーに敬意を表し、今後も受け継がれるワインを口にしていきたいと思います。

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