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White wine/白ワイン

ニコラ・ジョリー クロ・ド・ラ・クーレ・ド・セラン

ニコラ・ジョリー クロ・ド・ラ・クーレ・ド・セラン

フランス5大白の一つとして名高いこのワインとの出逢いは90年代前半でした。白ワイン好きな私はこの頃、フランスにおける全ての白ワインを網羅したいという思いで夢中と言うか躍起になっていました。

そこで希少価値の高いレアな白ワインを探していた頃に見つけ出した逸品がこのクーレ・ド・セランの1980年でした。その頃はまだ一般的に情報サービスも普及していなく、ワイン雑誌に載っている全国のワイン取扱店に電話を掛けまくりやっとのことで辿り着きました。

運命的な出逢いは、三重県の鈴鹿市にある何代か続く酒屋さんに!!
先代の方が以前1ケースだけ買い付けをされていて残りの1本だと!!もちろん即答で購入させていただきました。(ガッツポーズ!!) それ以降、クーレ・ド・セラン‘80に出逢うことは今だにありません。

そしてこのクーレ・ド・セラン‘80を開ける時が!!
手にしてから10年後のミレニアムの年あたりだったと記憶しています。
ちょうどその頃、新宿でワイン系のレストランを3店舗経営されていたI氏(当時ご自宅にワインを数万本保有とのお話)が私の地元の阿佐ヶ谷でお店をオープンされる時のお披露目的なワイン会(各自一本ずつ持ち込み)で開ける機会がやってきました。

その日、集まった8名が一斉にボトルをテーブルの上に。その時、I氏だけが気付き、驚いた顔で「凄いね!!私も持っていないよ」と。皆さんは有名なシャトーやDRC系を。そして2番目に私のクーレ・ド・セラン‘80が!!

注がれたグラスを傾け、色合い、グラスの淵を滑り落ちるアーチを見とどけ、鼻腔内に漂う香りを確認し、そして一口、顔を見合わせ深く頷き笑みを浮かべた二人は、「素晴らしいミネラル感だ!!」とコメント。究極に澄んだ液体はすべての無駄なものが削り取られブリリアントカットされたダイヤの様。それもそのはず、12世紀に植えられ、シトー派の修道僧により葡萄栽培が800年以上も行われたこの畑を1962年にジョリー家が購入し、現代ではメジャーとなったビオディナミ(農薬や化学肥料を使わず地球や天体の運行を考慮した自然栽培)をニコラ・ジョリーが1980年から一部の小区画において実践して造りだした幻のヴィンテージの中の一本だったからです。

「ビオディナミの伝道師」として後世にも受け継がれるニコラ・ジョリーは世界一の女性醸造家ルロワ・ビーズ(元ロマネ・コンティーの経営者兼醸造責任者)を始め世界の葡萄栽培・醸造家に影響を与えています。

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